プレゼンや接客などで、相手にどうしても承諾してほしいことってありますよね!今回はそういう場面で使える心理学を教えます。
メンタリストのロミオ・ロドリゲスJr.「ヤバい心理術」
目次
相手にOKを言わせる「返報性の法則」
返報性とは、人は何かをしてもらったら何かを返したくなる性質。これを利用します!
まず最初に無理な用件を相手に提示します、そして次に少しレベルを下げた提案をします。この時点でも7割ちかくの人が断るでしょう!そして最後に自分が本来OKをもらいたかった用件を言います。
こうすることで相手はもう2度断っているので、これ以上断るのは申し訳ないなという罪悪感を感じます。これによりOKがもらいやすくなるのです!
この心理を使う場合は、最初に用件を断られたらすぐ次の用件を言うようにしてください、時間が経てば経つほど効果が薄れていくのでそこに注意です。
買って欲しいものを買わせる「行動の同調」
人の意思決定は周りの環境に大きく左右されます。あなたが買ってほしい商品を会話中に視線を向けるだけで相手はその商品に注意が向くようになるのです!
特に人は自分の利き手側に神経がいきやすいので、相手が右利きであるのならば自分から見て左寄りに買ってもらいたい商品を置くようにしましょう!
お客を信用させる「ミラーリング」
ミラーリングとは簡単に言うと相手のまねをするということになります。種類は大きく分けて二つになります。
一つ目は行動に対するもの。相手が飲み物を飲んだら自分も飲み物を飲む。ここで注意することは、自分がまねをするまでに3秒間待つこと。同じタイミングでまねをすると相手に不快感をあたえてしまいます。
二つ目は言葉に対するもの。相手が「今日は良い天気ですねー」と言ったら自分も「今日は快晴で気持ちーですね!」などと返します。決してオウム返しにならないように気をつけてください。
ミラーリングの効果としては相手に「なんだかこの人は信頼できる人だな-」と感じさせることができます。そうすれば交渉の成功率は大幅に上がるでしょう!
交渉の成功率爆上げ!「具体性の力」
ワシントン大学の心理実験で、具体例を出すと33%も信ぴょう性が上がることが分かっています。例えば
「このサプリはダイエットにおすすめです!」
「このサプリは脂肪燃焼効果があり、購入者の8割以上はかなり満足したという結果があります!」
この2つの例でも分かるように、後者の方が圧倒的に買いたいと思いますよね!
どんな話でも具体例がしっかりしていれば、相手は信じてしまいます。それほど具体性の力とはすごいのです!でも決して嘘はダメですよ!あなたが詐欺師になってしまいます笑
国が禁止した「サブリミナル効果」
サブリミナル効果とは、相手の無意識に働きかける手法のことを言います。
例えばCMの中に人が感知できない映像を定期的に挟むことによって、その映像に写した商品が不思議と欲しくなるなどの話があります。
ただこの手法は、日本でもTV広告にサブリミナル効果を入れることが禁止されています。
もしこれをセールストークに使いたいのであれば、感知できない映像ではなく、さりげない恐怖の要素を入れましょう!人は恐怖の要素を本能的に感知してしまうのです。
今の世の中で言えばマスクなんかはすごいですよね!マスクをしないとコロナウィルスにかかる確率が上がるという情報から、多くの方が必死にマスクを手に入れようとしています。
人間は理性では恐怖心には勝てないようです・・・
購入率を劇的にUPさせてしまう「恐怖の心理」
人が商品を購入しようと決断したとき、それは金額以上に価値があると思ったときです。
1万円の商品が半額で売られていたとき、大して欲しい商品じゃなくても、買いたくなるときありますよね!それは今買わないと後悔してしまうかもしれないという恐怖心が原因なのです。
心理学に精通したコピーライターのドルーエリック・ホィットマンは「恐怖を煽れば売れる。恐怖は人を刺激し、急ぎ立てる。人に行動を起こさせ、お金を使わせるんだ」と言っています。
売り上げをよくしたいのならば、セールストークの中に恐怖の要素を入れ、刺激を感じた時にすぐに購入できるような仕組みを用意するといいでしょう。
コメント